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日本の結婚式
written by: Yoshimi Maeno


日本の結婚式は、アメリカの結婚式とちょっとちがいます。たいてい洋服と和服をどちらも着ます。結婚式は神社でする人もいますが、たいてい披露宴と同じ所でします。結婚式場はホテルや結婚式のために作った建物がほとんどです。結婚式はたいてい神道で、神社から人が来て、式をやってくれます。「誓詞」を新郎が読んでから、「三三九度」といって、三度お酒を飲みます。二人が飲んだあとで、家族と親戚の人もお酒を飲みます。新郎も新婦もこの時は和服です。新郎は、「はおり」を着て、「はかま」をはきます。新婦は「白むく」という白い着物を着ます。どちらも和服です。新婦はおもいかつらをかぶって、白むくを着て、きれいなおびをしめて、白いたびとぞうりをはきます。かつらをかぶるのは、なれていないので、たいていの新婦が大変疲れるそうです。

結婚式の後で、すぐ披露宴があります。新郎はタキシードに着がえて、新婦は「うちかけ」という赤い着物に着がえます。結婚式や披露宴に行く人は、たいてい洋服が多いですが、結婚している女の人は、たいてい「とめそで」という黒い着物を着ます。披露宴に行く人は、「祝儀袋」というものに、お金を入れて持って行かなくてはいけません。披露宴の部屋の入口に受付があるので、そこで祝儀袋を受付の人に渡して、自分の名前を書きます。

新婦はたいてい披露宴の時に、二、三度着がえます。「うちかけ」から白い「ウエディングドレス」。そして、それから色のついたカクテルドレスに着がえます。このごろは、新郎もいっしょに何度も着がえるのが多いそうです。もちろん、新郎も新婦も何度も着がえるので、披露宴のあいだは、ぜんぜん食べる時間はありません。ぜんぜん食べないし、おびをしめるので、気持ちが悪くなる新婦が多いということです。それから、何度も着がえるので、気に入った服を見つけるのも大変だということです。


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Created by: Cathleen Chuang, '07 || Created in: July 8, 2005 || Expires: July 2006
Maintained by: Yoshimi Maeno || Last updated: August 12, 2005